内視鏡室

内視鏡室

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1. 胃カメラ、経鼻内視鏡(上部消化器内視鏡。食道、胃、十二指腸)
2. 大腸ファイバー(下部消化器内視鏡、大腸カメラ)
3. ERCP(肝胆道系検査)

検査日 内視鏡検査は毎週 火、土曜日です。
ご準備 大腸内視鏡検査では、検査前日に腸の中をきれいにする(前処置)必要があり、下剤を飲んでいただく必要があります。また、胃内視鏡検査では当日朝、食事と飲水の制限があります。予約時に詳しく説明します。
ご注意 原則的に緊急の検査以外は あらかじめ外来受診して頂き、診察と検査予約が必要です。

胃カメラ

ラクに胃カメラを受けるコツ

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胃カメラってどんな感じなの?

検査前に、水飴状のキシロカインゼリーを のどに含ませて、何分か上を向いていることで、のどに局所麻酔がかかります。検査直前にも 少し濃いキシロカインスプレーでしっかり局所麻酔を追加して、咽頭の反射をおさえます。
最初、ファイバーが入るときは、のどを通るとき、少し苦しい感じがしますが、そこを通り過ぎると少し楽になります。
胃カメラしている間は、ちょうど魚のホネが、のどにささっているような感じでしょうか。
必ず呼吸できますから、あわてないようにしましょう。

①初めに内視鏡がのどを通るとき、一時的に息がしにくい時があるかもしれませんが、あわてずゆっくり呼吸しましましょう。
②検査の間、呼吸は、鼻から吸って、口からはくようにしましょう。
③検査の間は、目をつぶらず、目を開いて前を見ていましょう。
④内視鏡検査の間は、からだの力をぬいて ダランとしていましょう。

経鼻内視鏡

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これまでの、太い胃カメラを口から入れるのと異なり、より快適に、
胃の検査をお受けいただけます。
検査の間、会話も可能です。

経鼻内視鏡では 今までの口からの胃カメラより、数段 苦痛、痛みの少ない検査を行うことができます。 内視鏡は鼻からでも挿入可能な直径5.9ミリという超極細スコープを使用します。鼻からの挿入のため、内視鏡が舌に触れないので、ほとんどの患者さんは吐き気やげーッという咽頭反射もなく、心身ともに苦痛の少ない検査を受けていただけます。また、鼻からの挿入なので、口がふさがれずに会話ができます。医師、ナースとのコミュニケーションが可能で、検査中に質問したりすることも可能です。また状況により この細径内視鏡を今まで通り、口から挿入して検査することも可能です。また ポリペクトミーや内視鏡下切除手術、異物摘出術などの場合は、従来の内視鏡も使用します。

鼻からいれる、今までよりラクな胃カメラです。

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検査費用 検査費用は、今までの胃カメラと同じです。
特徴 鼻の病気や鼻腔内に狭窄があり、内視鏡の通過が困難な場合は口から行います。この場合でも、細い内視鏡なので従来の内視鏡にくらべ、咽頭反射が少なくてすみます。
1.スコープが今までのより細い(5.9mm)
2.鼻から挿入するので反射が起きにくく、吐き気をともなわない。
3.胃の中で痛みが少ない。
4.今までどおり、組織採取ができる。
5.口からの胃カメラで鎮静剤を使用していた方でも、経鼻内視鏡では鎮静剤が不要。
6.軽い鼻腔の麻酔で行え、強い咽頭麻酔が不要。
7.口が自由で、話しながら検査ができる。
1.鼻の中は狭いので、挿入の時、鼻血が出る場合がある。
2.組織の生検はできるが、スコープが細いため、処置(内視鏡治療)には向かない。
H20.3月末で 経鼻内視鏡検査 施行数が800名を超えました。

大腸内視鏡(大腸カメラ)

大腸内視鏡検査で大腸癌、大腸ポリープの検査
おしりからの出血…….大腸内視鏡(大腸カメラ)検査をうけましょう。

近年、大腸がんの方がどんどん増えています。
時々出血することがある…..3-6.パーセントの方に 大腸がんの可能性があるといわれています。
注意しなければいけないのは 出血が痔のためだと思っている方の中に、大腸がんの方が隠れていることがあるということです。

大腸がん

大腸ガンの死亡率・罹患率は、日本人の食事の欧米化に伴いゆくり増加する傾向にあります。
1998年 厚生省人口動態統計によると、男性の4位、女性では胃癌に次いで第2位の死亡率で、頻度が高く、すぐにも胃癌を追い越しそうな勢いです。

大腸がんの症状

早期の場合はほとんどありません。
進行がんでは 便秘・下痢、腹痛、腹部膨、血便・下血 などが見られます。
大腸がんの痛みは、がん、そのものによるものではなく、がんが進行して強い便秘や腸閉塞症状を来たしているためであることが多く、病気がある程度進んでいるものが多いと思われます。逆に言えば、大腸がんはある程度大きくならないと症状が出ないともいえます。

腸がんの検査

集団検診で年に1回の便潜血検査が、行われますが、感度はひくく、早期ガンで50%、進行癌で80%です。便潜血検査では偽陰性の結果が出ることも少なくありませんので、上記症状のある方は、便潜血法でなく、最初から大腸X線検査や内視鏡 検査(大腸カメラ)、大腸仮想内視鏡検査などを受けることをお勧めします。内視鏡検査は最も精密な検査で、検査時にポリープを切除したり、生検により、組織を一部顕微鏡検査にまわすことで悪性度が判定できます。5mm以上では形態ににもよりますがポリペクトミーを考慮する必要があるといわれています。

大腸内視鏡というと、”長いくだを肛門から入れる”ということで、嫌がられる検査のひとつです。恐怖心から、検査を嫌がって、症状があるにも かかわらず、長い間放置して、進行がんになってあとで見つかるという方がいまだに後をたちません。大腸の検査方法には内視鏡の他にも、昔からの注腸X線透視や、肛門から空気をいれてCTをとる仮想大腸内視鏡(バーチャル内視鏡)などの 新しい方法があります。当院では充分な説明と同意のもと、皆様の納得のいく検査を選んでいただくよう心がけています。詳しくは外来担当医とご相談下さい。