施設案内

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<<籠原病院施設の理念・基本方針>>

籠原病院健診センターの理念は、健診という予防医療サービスを

  • 健康診断の実施
  • 健康診断後の事後処置
  • その後の事後管理

全てにおいて高品質かつ良質な形で提供すること、それを維持管理し更に発展させる努力を続けること、そして職員が誇れる予防医療を構築していくことを目標とする。

籠原病院健診センターは、企業健診、人間ドックを通じ潜在する健康障害を早期に発見し、早期のうちに治療もしくは未然に防ぐ努力をすることにより、地域住民の健康維持、増進に貢献することを基本方針とする。

<<受診者様の義務について>>

  1. 受診者様は、医師・医療スタッフに対しご自身の健康に関する情報を正確に知らせる義務があります。
  • 受診者様には、快適な健診・検査が受けられるよう、当センターの規則並びに医療スタッフの指示を守る義務があります。
  • 受診者様には、他の受診者様に対し適切な健診環境が保てるよう、安全性や静寂性の配慮を行う義務があります。
  • 感染症対策について当センターよりお願いすることがございます。ご自身の健康を守る為にも指示に従っていただけますようご協力をお願い致します。

<<受診される皆さまの権利の尊重>>

  1. 良質の健診を受ける権利

平等・公平に、良質で適切な検査・医療を受ける権利があります。

  • 十分な説明を受け、自らの意思で検査法などを決定する権利

説明を十分に理解した上で検査や医療行為を受けるかどうかを決定できる権利があります。

  • 健診の内容・結果について知る権利

健診結果などの自身の情報を知る権利があります。

  • 理解納得するまで説明を受ける権利

健診結果などの説明を理解納得するまで受ける権利があります。

また、必要であれば自身の情報を受ける代理人を選択する権利もあります。

  • 守秘義務に対する権利

健診結果や情報などあらゆる個人情報ついては、当院にて定める「個人情報保護法に関する基本方針」に基づき守られる権利があります。

  • 尊厳に対する権利

1人の人間として尊厳を尊重される権利があります。

医療法人社団紘智会籠原病院 理事長  佐藤 茂

心臓検査(MCG)のご案内

MCG解析とは

MCG(マルチファンクション カーディオグラム)とは

MCG(マルチファンクションカーディオグラム)は、受診者様の心電情報を4万人の類似症例とマッチングすることにより、心筋梗塞や狭心症を中心とする心臓の状態を解析する全く新しい解析技術です。

受診者様の心電図のデータは、独自のアルゴリズムにより通常の心電図より細密化され、インターネット経由で米国本社にある約4万人のデータベースと照合され、自動解析されます。世界7カ国での大規模な臨床試験を経て、冠動脈造影検査との比較で90%の感度、85%の特異度が実証されています。
アメリカFDA認可の診断技術であり、独自のCPTコード(保険適応コード)も取得しています。

MCG解析の特徴

自動解析と客観性

MCG解析は、受診者様の心電データをシステムがデータベースと照合し自動解析することから目視による判断が入りません。したがって解析結果に主観によるばらつきがなく、客観的な解析結果がレポートされます。なお、MCGの解析プロセスと解析結果は、臨床試験を通して実証されています。

非侵襲・無負担

MCG検査は、安静時における心電データを取込むだけで行われます。負荷心電図、心臓CTや心筋シンチグラム等にある禁忌やリスクはありません。
MCG検査は、ペースメーカー使用の方、運動負荷禁忌の方、造影剤禁忌の方にも用いることができ、また不整脈や脚ブロックを有する患者様にも解析結果に問題なくご利用頂くことが出来ます。

「症状がない」うちから状態把握!

心臓病は症状や心電図検査で異常がなくても進行している可能性があるので、
早期検査で心筋梗塞の予備軍を発見できる可能性が高まります。

痛みはありません!

薬剤の注射や痛みを伴う検査は一切ありません。通常の心電図と同様の測定(10~20分)で心筋梗塞のリスク度合いが分かります。

45歳以上の方におススメ

心筋梗塞の発症が増える45歳以上の方におススメのリスク解析サービス
特に高血圧や脂質異常症の方におすすめしたい検査です!

禁忌症のある患者様へ

通常の心電図ではペースメーカーの使用に制限があったり、運動禁忌で運動負荷心電図が取れない、また、放射線被ばくや造影剤使用ができないなどの制限がありますが、MCGでは、通常の心臓にはそのような制限はありません。

  • 放射線、造影剤、ストレステストに禁忌のある患者様へ
  • 身体的障害のある患者様もしくは運動障害のある患者様へ
  • 不整脈/脚ブロックのある患者様へ

MCG解析は、従来の検査に対し禁忌症のある患者様へもご使用いただけます。MCG解析は患者様が寝ている状態で5か所の心電電極を貼り付けるだけで検査頂けます。
MCG解析により、これまで心電ストレステスト、CT、核シンチ等に禁忌症のある患者様にも安心して心筋虚血状態の検査を受けて頂くことが出来ます。

検査料金

単独検査 16,000円(税込)※導入時特別料金となっております。
ドック・健診の
オプション検査
11,000円(税込)※導入時特別料金となっております。

今年度当院で人間ドック・健康診断を受診した方はオプション料金で受診頂けます。
当検査は完全予約制となっておりますので、お早めにご連絡ください。

検査時間

午後14時以降、20分前後

受診可能日

月~土(祝日を除く)結果は後日郵送でお送りします。

撮影機器のご案内

一般撮影

胸部や腹部、骨など、身体の内部をみるための検査です。
レントゲン検査とも言われることが多いです。
比較的簡単に検査が行え、被ばく量も少ないため、
画像検査の中では最も多く行われている検査です。
健康診断受診者様が撮られているのはこの一般撮影の
中の胸部レントゲン写真です。

X線透視検査

X線で透視をしながら身体の内部の動きを見ることの出来る検査です。
健康診断受診者の方々が受けられているバリウム検査はこのX線透視検査で バリウムを飲んで頂いて胃の状態を見る検査になります。

他にも外科で体内に入れる医療機器がどの位置にあって、どのように動いているか、また整形外科で折れた骨の位置を整復する時などに使用されています。

CT・MRI

X線で身体の周囲から撮影をし、コンピューター処理をすることで身体を輪切りにした画像を見ることの出来る検査です。
コンピューター処理により、輪切りだけではなくあらゆる角度から身体の中の状態を詳しく見ることも出来ます。
健康診断や人間ドックではコースやオプション追加によって肺や大腸などの検査を行っています。

CTと同じく身体の輪切りやあらゆる角度の画像を見ることの出来る検査です。
CTと違うところはX線を使わずに磁場や電波を使って画像を見るため放射線による被ばくをする心配がありません。

MRIは被ばくをしないので身体に易しい検査ですが、それぞれの検査に得意なものと苦手なものがありますので、
検査を受ける方の症状や病気、検査をする身体の部位によってそれぞれに適した検査が選択されています。

また、脳のMRI検査では造影剤を使わずに脳内血管が評価出来ます。
そして、早期の脳梗塞や脳動脈瘤などが見つけやすいことから、健康診断や人間ドックで撮影されています。

その他にも整形外科的な部位、(例えば肩、頚椎、腰椎、膝)や婦人科的な部位、(例えば子宮、卵巣、乳腺)などは
有用性が高くMRI検査が選択されています。

上記の部位に日頃より不安を感じ、実際に何かしらの症状があるようでしたら外来、健診人間ドックを診察、受診して、
当院のMRI装置で検査を検討されてはいかがでしょうか。